2026.05.22.UP
とらや
こんにちは!設計の本田です。
先日、東京へ行った際にとても素晴らしい建築に出会いましたので、ご紹介したいと思います。
訪れたのは、2018年にリニューアルオープンした「虎屋 赤坂店」です。
設計を手掛けたのは、建築家の内藤廣さん。
今回の設計コンセプトである「簡素にして優雅」の言葉通り、外観・内装ともに、無駄を削ぎ落とした美しさが際立っていました。

建物は地上3階・地下1階の構成です。
暖簾をくぐると、1階から上階へと続く階段エリアが迎えてくれます。
計算された自然光の回り込み方と、ふんだんに使われたヒノキの質感が心地よく調和し
ただの移動空間ではない、思わず長居したくなるような空間が広がっています。

2階は販売スペースになっています。
開放的なガラスの開口部と、そこに美しく映える階段のシルエットが非常に印象的でした。

1階、2階と素晴らしい空間が続き、「3階はどんな風になっているのだろう?」と期待に胸を膨らませて階段を上ったのですが……良い意味で、その期待を大きく裏切られました!
目に飛び込んできたのは、外観からは想像もつかないほどのダイナミックな大空間。
円錐状の大屋根の構造美をそのまま見せつつ、壁から天井までヒノキの板張りで包まれており、圧倒されながらも不思議と落ち着く、見事な空間設計でした。

実はこの建物、内装に奈良県産の「吉野ヒノキ」が贅沢に使われているそうです。一歩足を踏み入れた瞬間にふわりと漂う木の香りに、心まで癒やされました。
もっと細かいところまで語りたいのですが、長くなってしまうので今回はこの辺りで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!




