2026.10.20.UP
名古屋・那古野(四間道)に10月オープンの香水店 「SCENT HOUSE」を、工事中にのぞいてきました
こんにちは。
マーケティンググループのTTです。
知人が名古屋の那古野(なごの)に香水のお店を開くと聞き、
オープン前の工事中に見せてもらってきました。(※写真は完成後の写真です)

正直に言うと、私は香水とはまったく縁のない人間です。香りの良し悪しを語れる自信もありません。
それでもが築150年ほどの古民家を丸ごとリノベーションしたお店と聞き、興味深々で伺いました。
「知人のお店」なので、あくまで一個人の感想として読んでいただければ幸いです。
四間道(しけみち)の町並みに溶け込む外観
お店があるのは、名古屋駅から歩いて行ける那古野エリアです。
堀川沿いの四間道には土蔵や町家が残っていて、少し歩くだけで空気が変わります。
お店の外観は、瓦屋根に銅の樋(とい)、2階の木の格子と、昔ながらの町家そのものです。
2階の格子には、エアコンの室外機を隠すように木の囲いがつけてありました。
現代の暮らしに必要な設備を、町並みを壊さずに収める工夫だと思います。
1階の窓には「SCENT HOUSE by Awainël」のロゴが入り、藍色のクロスをかけた小さなテーブルに香りの瓶が並んでいます。
古い建物に青がよく映えていました。
青い棚に並ぶ、光る小瓶
中に入ってまず目を引いたのが、青い壁面の棚です。
木目の背板が間接照明で温かく照らされ、小さな瓶がずらりと並んでいます。
古い洋書の書斎に迷い込んだような雰囲気がありました。

これはお風呂で使う「バスフレグランス」という商品だそうです。
香水のような香りが、湯気とともに立ちのぼるものとのこと。
瓶の中身は黄色やオレンジ、透明に近いものまで、色とりどりでした。
瓶の形がこんなに違うとは
奥には、香水そのものを並べるコーナーがあります。
壁がゆるやかなカーブを描き、その曲線に沿って棚が走っています。

香水の瓶は、同じものがひとつもないくらい、形や色が違いました。
ガラス細工のような華やかな瓶もあれば、黒くてシンプルな瓶、金属のような質感のものもあります。
中身を試す前から、瓶を眺めているだけで楽しくなりました。
香水に詳しくなくても、「この形が好き」から入っていい世界なのだと気づきました。
このコーナーでは世界各地のブランドの香水を200種類以上扱うそうです。
初心者でも、対話しながら自分に合う香りを探せるとのことでした。
「温故知新」の美しさ
私が一番見入ったのは、古い建物の骨格がそのまま活かされているところです。
天井には黒光りする太い梁が見え、新しく入れた壁や床とは違う力強さがありました。
庭に面した窓からは、苔と白砂、松やもみじの庭が見えます。
窓の外の緑を見ながら椅子に座っていると、ここが名古屋駅から歩ける場所だということを忘れそうになります。

古民家のリノベーションでは、残すものと新しくするものの線引きが一番難しいところです。
梁や柱は残し、アレンジする部分は大胆に現代の仕様に整える。
その加減がこの空間ではうまくいっていると思いました。
入口の吹き抜けには、手描きの花が咲く静かな空間
入口すぐの壁には、白と墨色の花が咲くように描かれた大きな絵がありました。
オーナーのご友人がフリーハンドで描かれたものだそうです。
金色の粒が散らしてあるようで、光の当たり方で花の芯が小さく輝きます。
古い梁の黒と、壁画の白のコントラストがとてもきれいでした。

手描きの花の壁画(※写真左)
針と壁画が並ぶ打合せスペース(※写真中央)
2階のスパの部屋(工事中)(※写真右)
2階のスパの部屋は、照明を落とした落ち着いた雰囲気です。
木の柱と傾斜のある天井が、屋根裏のような居心地のよさを生んでいて、ここだけ時間がゆっくり流れているようでした。
那古野・四間道を歩いて帰る
お店を出たあと、四間道の路地をぶらぶら歩いてみました。
石垣の上に建つ土蔵や、町家を使ったカフェ、ギャラリーが点在しています。
近くの円頓寺(えんどうじ)商店街まで足をのばすと、昔ながらの店と新しい店が混ざった景色が楽しめます。
香水を選ぶだけでなく、町並みを歩く時間も含めて休日の過ごし方になる場所だと思いました。
店舗情報
あくまで参考情報として、お店の基本情報を書いておきます。
| 店名 | SCENT HOUSE by Awainël(セントハウス バイ アワイネル) |
| オープン日 | 2026年10月24日(土) |
| 所在地 | 愛知県名古屋市西区那古野1丁目18番2号 |
| アクセス | 国際センター駅から徒歩約5分/名古屋駅から徒歩約15分 |
| 営業時間 | 10:00〜20:00(定休日なし) |
| 構成 | 1階が香水コーナー、2階がスパ |
| 公式サイト | https://awainel.com/ |
| https://www.instagram.com/scenthouse_awainel/ |
おわりに
香水に縁のなかった私でも、建物と空間の力で「ちょっと立ち寄ってみたい」と思える場所でした。
古い建物が、新しい使われ方で息を吹き返していく様子を見るのは、家づくりに関わる人間としてうれしいものです。
ハウスジャパンでも、新築だけでなく、古い建物の価値を活かす家づくりを考えていきたいと改めて思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

_230x172.png)


