小上がり畳の魅力とは?使い方の例や失敗しないポイントも紹介 - ハウスジャパン
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2026.04.27 UP

小上がり畳の魅力とは?使い方の例や失敗しないポイントも紹介

リビングの一角に設けられた小上がり畳は、“ホッ”とできる非日常の特別な空間です。畳の柔らかな感触に包まれながら、和カフェのように腰掛けてお茶を楽しんだり、横になってくつろいだり。段差があることで空間にメリハリが生まれ、家族の気配を感じつつほどよい独立性を保てるのも魅力です。

そこで本記事では、住空間の上手な使い方の一例として小上がり畳に焦点を当てます。その魅力のほか、使い方の例や、導入する際に失敗しないポイントも紹介します。

目次
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小上がり畳とは

小上がりとは、室内の一部に段差を設けて、床面を一段高くしたスペースのことです。同じ室内でありながら、壁を作らずに空間をゆるやかに仕切る(ゾーニングする)ことができるため、限られた広さを有効に活用できる手法として人気を集めています。

この小上がりには、フローリングと同じ素材で仕上げる「板張りタイプ」と、和の質感を採り入れた「畳タイプ」があります。素材によって、暮らしの中での使い心地やデザインの印象は大きく変わります。

このスペースの床仕上げを畳にすることで、独立した和室にはないさまざまな魅力が生まれます。次の項目から詳しく見てみましょう。

小上がり畳の魅力

小上がり畳は、空間にメリハリを出せる魅力的なスペースです。代表的な魅力として3つ紹介します。

特別感が出せる

リビングの一角に段差を設けた小上がり畳は、空間にさりげない変化と奥行きをもたらします。床の高さが変わることで天井までの距離にリズムが生まれ、室内がより立体的で表情豊かな印象になるからです。

さらに畳の柔らかな質感が加わることで、リビングの中に洋の空間とは異なる落ち着きとくつろぎを演出します。腰掛けたり、寝転んだりと多用途に使えるのも魅力です。そこにあるだけで、日常に特別な居場所を生み出してくれます。

落ち着いた空間ができる

リビングの一角に畳スペースを設けることで、住まいに柔らかな和の趣を取り入れることができます。

フローリングとは異なる素材感が心地よいコントラストを生み、空間の中にもう1つの居場所を創出します。

畳の色みや素材感に加えて、間接照明や床の間などを設けることで、より洗練された印象になるでしょう。和モダンな演出も可能で、日常の中にさりげない特別感と上質なくつろぎをもたらしてくれます。

普段使いができる

小上がりは独立した個室とは異なり、日常の延長線上で気軽に使えるのも大きな魅力です。家族の気配を感じながらくつろげるため、小上がり畳は子どもの遊び場や昼寝スペース、読書コーナーとしても重宝します。

また、板張りの小上がりであれば、椅子を置いてデスクワークをしたり、お気に入りの家具をディスプレイしたりと多目的に活用できます。

段差がほどよい区切りとなりつつも、空間は緩やかにつながっているため圧迫感がありません。畳かフローリング、どちらの素材を選んでも、暮らしの中にある多目的に活躍する空間として、住まいの快適性も高めるでしょう。

小上がりのデメリット

小上がりには多彩な魅力がありますが、一方でデメリットもあります。正しく判断するためにも、代表的な3つのデメリットについて解説します。

段差ができる

小上がりは魅力的な空間ですが、段差が生じる点には注意が必要です。小さな子どもや高齢者にとってはつまずきや転倒のリスクがあり、安全対策や動線への配慮が欠かせません。

また、段差によってお掃除ロボットがそのまま乗り入れできないため、日々の掃除にひと手間かかることもあります。見た目や使い勝手だけでなく、家族構成や将来の暮らし方を見据えた上で設計しましょう。

家具の配置が限られる

小上がりを設ける場合、空間に段差が生まれるため、その部分は固定されます。つまり、家具を配置する際の自由度が制限され、デメリットに感じる可能性もあるということです。特にソファやテレビボード、大型の収納棚などは置き場所が限られ、動線とのバランスを慎重に考える必要もあります。

高さの違いによって視線や圧迫感にも影響が出るため、思い描いていたレイアウトができなくなることも考えられます。後悔をしないためには、設計段階で家具のサイズや配置を具体的に想定しておきましょう。

居室スペースの固定化

小上がりは、床を一段高くする構造です。そのため、フラットな床面に比べて、室内のレイアウト変更やリフォームなどの柔軟性が低くなる「居住スペースの固定化」という側面があります。

特にコンパクトな住宅では、小上がり畳を設けることで圧迫感が生まれることもあり、空間全体のバランスを慎重に検討することが重要です。

また、使い方が明確でない場合は、無駄なスペースになってしまうこともあります。段差があったり、リビングの一角に設けたりする場合は、ほかの用途へ転用しにくい点も注意点です。物置代わりにしてしまうと、リビングが雑然とした印象になる可能性もあります。

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小上がり畳の使い方の例

小上がり畳の魅力を最大限に生かすために、代表的な使い方のアイデアを紹介します。ぜひ参考にしてください。

窓際なら日当たりのよいくつろぎスペースに

畳の魅力は、何よりも日本人にとって心から落ち着ける居心地のよさにあります。例えば、小上がり畳の壁側に窓を設ければ、自然光をたっぷり取り込むことができ、さらに心地よい空間になります。柔らかな日差しが差し込み、い草の香りに包まれた畳の上で過ごす時間は格別でしょう。

ゆったりとくつろげるのはもちろん、横になってひと休みするお昼寝スペースとしても活用でき、日常の中にほっとできるひとときを生み出してくれます。

テレビを見ながらゴロゴロできる「第2のソファ」にも

小上がり畳の段差はちょっとした腰掛けスペースにもなります。そのまま体を倒して畳の上でゴロンと寝転ぶのにもちょうどいいでしょう。

テレビの位置によっては、ゴロゴロしながらテレビが見られるスペースにもなります。家族がソファを使っている時に、「第2のソファ」として活用できます。

壁一面に本棚を設けて読書スペースに

小上がり畳は、一人の時間を楽しむのにも最適な空間です。くつろぎながら過ごせるため、趣味の時間を満喫する場所としても活用できます。

例えば読書が趣味の方なら、壁一面に本棚を設けて、自分だけの小さなライブラリーにするのもアイデアの1つです。畳の上に寝転びながらお気に入りの本を手に取り、時間を忘れて読みふける。そんな贅沢な使い方ができるのも小上がり畳ならではの魅力です。

そのほかにも多彩な使い方ができる

くつろぎの場としてだけでなく、さまざまな用途に活用できるのも小上がりの魅力です。例えば、子どもの遊び場や勉強スペースとして使えるほか、転落防止の対策を施せば、赤ちゃんのお昼寝スペースとしても安全に利用できます。また、来客時には簡易的な客間になったり、パソコン作業などを行うちょっとしたワークスペースとして活用したりすることも可能です。

小上がりの高さを活かして、下部を収納に活用できるのも大きなメリットです。段差の部分を引き出し収納や床下収納として活用できるため、季節用品や普段あまり使わない物をしまっておくことができます。限られた住まいのスペースを有効に使える点も、小上がりならではです。

小上がり畳で失敗しないポイント

小上がり畳を設置しようとする場合は、注意したいポイントがいくつかあります。ここでは代表的な3つのポイントを紹介します。失敗しないためにも、ぜひ覚えておきましょう。

家族の動線をイメージしておく

小上がり畳はリビングの一角に設置することが多く、家族で使うことが想定されます。そのため、実際に家族がどのように活用するのかを具体的にイメージしておきましょう。例えば、子どもが小さい家庭では、お昼寝スペースとして利用する場面も考えられます。用途を想定しておくことで、必要な広さや高さの目安も見えてくるでしょう。

また、子どもの遊び場として使う場合は、キッチンから見渡せる場所に設けると、料理をしながらでも子どもの様子を見守ることができて安心です。読書スペースとして使うなら全般拡散の明るい照明を、くつろぎの場として使うなら落ち着いた照明を計画するなど、用途に応じた工夫も重要です。床下収納を設けたい場合は、収納量を確保するために段差をやや高めの40cm程度にするのもよいでしょう。

このように家族の動線や理想の暮らし方を考えることで、小上がり畳の位置やサイズも自然と決めやすくなります。なお、子どもや高齢者がいる家庭では、バリアフリーの観点から段差の角を丸く仕上げたり滑り止めを設けたりと、安全面への配慮を忘れないことも重要です。

使い方によって広さを決める

小上がり畳の広さは、3~6帖程度にするケースが多く見られます。室内全体の広さとのバランスや、どのように使うかを考えて決めましょう。

利用する頻度や用途によって適した広さは変わりますが、多目的に使う場合には4.5帖ほどがバランスのよいサイズといえます。3~4人家族であれば、家族みんなでゆったり横になることもできます。間取りにあまり余裕がない場合は、2~3帖程度に抑えるのも1つの方法です。コンパクトながら、くつろぎスペースとして十分に活用できます。

一方で、ゆったりとした空間でくつろぎたい場合には6帖程度にするのもおすすめです。ただし、使用頻度が低いとスペースを持て余してしまったり、リビング全体が狭く感じられたりする可能性もあるため、バランスを考えて検討しましょう。

高さは使い勝手に加え安全性も考慮

小上がり畳の高さは、20~40cm程度が通常です。子どもが小さい家庭や安全性を重視する場合は、20cm前後の高さが適しています。あまり低すぎると段差に気づきにくく、かえってつまずきやすくなる可能性があるため注意が必要です。

一方、小上がり畳に腰掛けたい場合や床下収納を設けたい場合には、30~40cm程度の高さにすると使い勝手がよくなります。立ったり座ったりしやすく、収納スペースも確保しやすいでしょう。

このように家族構成や小上がりの用途、部屋全体の使い方などを考慮しながら、バランスのよい高さに決めましょう。

ハウスジャパンなら小上がり畳のほか多彩なこだわりに対応

本記事では、小上がり畳の魅力に加えて、注意したいポイントなども紹介しました。小上がり畳を設けることでリビングにメリハリができ、特別な空間になります。また子どもの遊び場やお昼寝のスペースなど、多目的に活用できるのも魅力です。ご自身の家づくりの際にぜひ参考にしてください。

なおハウスジャパンでは、小上がりのほかパントリーやヌック、スキップフロア、階段下収納などオーナー様のこだわりの間取りを数多く叶えてきました。さまざまなアイデアを表現した建築実例をそろえていますので、お気軽にご相談ください。

 

 

マーケティングチーム

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