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2025.12.20.UP

大掃除

はじめまして。

マーケティンググループ TTです。

 

いよいよ年末を迎えて、わが家では恒例の大掃除の準備がスタートしました。

気がつけば50代。若い頃は体力任せで何とか乗り切っていた年末の大掃除も、「いかに効率よく、夫婦で分担してパパッと済ませるか」が最近のテーマになっています。

掃除道具や洗剤も色々な種類がありますが、より効率を上げるためには、汚れの特性をしる事も大事‥

という事で、水回りのお手入れ豆知識を!

 

水まわりの代表的な「汚れの種類」

水まわりで発生する汚れには、酸性のもの、アルカリ性のもの、そしてカビやサビなど、さまざまなタイプがあります。

水まわりの汚れを効果的に落とす最大のコツは、「汚れの性質と反対の性質を持つ洗剤で中和して落とす」ということです。

うちには大事な息子(ちわわ♂1歳)がいるので、ホームセンターで手に入る、危険のない洗剤をメインで使っています。

★お掃除の基本は中性洗剤です。

言わずもがなですが・・日々のお手入れさえしっかりしていれば強力な洗剤はほとんど必要なく、中性洗剤でカタがつきます。材質を傷めにくいので、普段使いの万能選手です。

★環境や人にも優しい「エコ洗剤」の使い分け

手軽にホームセンターでも購入出来て、安心して使えるのが、クエン酸と重曹です。

洗剤 性質 対象の汚れ 注意点
クエン酸 弱酸性 水アカ、洗剤・石けんカス、 大理石には使用できません。クエン酸水(水200mlに小さじ1程度)に薄めて使用します。
重曹 弱アルカリ性 手アカ、黒カビ、

油汚れ、生ゴミ臭

パウダー状でつかうとキズがつく恐れがあるので注意。

 

―アルカリ性の汚れには「クエン酸」でアタック!―

水まわりで最も多く見かける、白くザラザラした汚れは、主にアルカリ性の性質を持っています。

【汚れの正体と代表例】

汚れの性質 代表的な汚れ 発生場所の例 正体
アルカリ性 水アカ、湯アカ、石けんカス 蛇口、鏡、浴槽のフチ、便器の内側 水道水に含まれるミネラル分(カルシウムなど)が固まったものや、石けんと皮脂が結びついたもの。
  1. 洗剤の準備
    • 水にクエン酸を混ぜて、スプレーボトルに入れて使います。
  2. 塗布と放置(パック)
    • 水アカが気になる部分にクエン酸水をスプレーします。
    • 特に頑固な場所には、クエン酸水を染み込ませたキッチンペーパーやティッシュで覆い、その上からラップでパックします。(乾燥を防ぐことで効果を高めます。)
  3. こすり洗い
    • 1時間ほど放置した後、ペーパー類を外し、柔らかいスポンジでこすり落とします。
  4. 仕上げ
    • 洗剤分が残らないように、水で十分に洗い流し、最後に乾いた布で水気を拭き取ると、水アカの再付着を防げます。

★酸性の汚れには「重曹水」でアタック!

油汚れや手アカなど、ベタベタして臭いを伴う汚れは主に酸性の性質を持っています。

【汚れの正体と代表例】

汚れの性質 代表的な汚れ 発生場所の例 正体
酸性 油汚れ、手アカ、生ゴミのニオイ、ヌメリ キッチンコンロ、換気扇、排水口、ドアノブ 食材の油分、人の皮脂、細菌の分泌物などが原因。

 

例)キッチン周りの洗浄

  1. 洗剤の準備
    • 重曹水: 水に重曹を混ぜて、スプレーボトルに入れて使います。
  2. 塗布や洗浄
    • 排水口のヌメリ取り→ 重曹を粉のまま振りかけ、その上からクエン酸水(またはお酢)をかけると、発泡作用で汚れが浮き上がりやすくなります。
  3. こすり洗い
    • 柔らかいスポンジやブラシを使って、汚れをこすり落とします。
  4. 仕上げ
    • 重曹は水に溶けにくいので、しっかり水洗いを。

★ガンコな汚れに使う「専門洗剤」

・カビ取り剤:黒・紫・ピンクのガンコなカビを落とします。

・クリームクレンザー:しつこい汚れを研磨して落とします。ただし研磨剤が入っているので、利用時はキズやツヤ落ちの原因に注意が必要です。

 

★ご存じだと思いますが、絶対に気を付けないといけないのが 「塩素系の洗剤・洗浄剤」と「酸性タイプの洗剤・洗浄剤」を混ぜて使用しないということです!

同時使用はもちろん、前後の使用でも有毒な塩素ガスが発生し、とても危険なので気を付けましょう!

★まとめ

汚れの性質を理解し、基本は中性洗剤、水アカにはクエン酸(酸性)、油汚れには重曹(アルカリ性)と使い分けるだけで、効率は格段にアップします。

上手にお掃除をして、気持ちよく新年を迎えたいですね!