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2025.12.12.UP

オススメ映画紹介 #4

こんにちは。

ディレクターチームの中尾です。

 

今回はオススメ映画の紹介をしたいと思います。

 

オススメ映画の第4回は永瀬正敏主演で1994年に公開された私立探偵濱マイクシリーズ第一弾の『我が人生最悪の時』です。

 

 

 

 

作品のあらすじをざっくり書くと、横浜・黄金町の映画館「横浜日劇」の2階に探偵事務所を構える私立探偵の濱マイク。ある日、彼は雀荘で知り合った台湾人青年から、日本にいる兄の捜索を依頼されます。相棒のタクシー運転手と共に調査を進めるうちに、この行方不明事件の裏には、アジア系外国人によって組織された黒狗会と台湾マフィアの抗争が深く絡んでいることを知ります。

マイクは、妹と2人で暮らす自身の境遇と台湾人青年の境遇を重ね、周囲の反対を押し切って調査を続けますが、やがて巨大な組織の陰謀に巻き込まれ、自身の身にも危険が迫ることになるというものです。

 

 

 

 

この作品は濱マイクシリーズで唯一の『全編モノクロ』で撮影されていることが、最大の特徴であり魅力です。1994年の作品でありながら、1950〜70年代のフィルム・ノワールやハードボイルド映画のような雰囲気を醸し出しており、主人公の濱マイクが『クールでスタイリッシュ』でありながらも義理人情に厚く、危険に飛び込んでいく『お人好し』な一面も持つ、ハーフボイルドなキャラも映画をオススメしたい魅力の一つです。

 

 

 

 

こちらも今後、紹介したいと思っていますが、松田優作主演のドラマ『探偵物語』に通ずるものがあり、幼い頃にどちらも観ていた自分は、小学生の頃の夢が私立探偵になることだったのも良い思い出です。

 

次回もオススメ映画の紹介をしたいと思います。

では、また次回の講釈で