2025.05.25.UP
~ふもとっぱら~キャンプと共に富士山の大自然との共生を感じるパワースポット
戦国時代、この地は富士金山(麓金山)として、
金の採掘が行われていました。
現在ふもとっぱらを経営している竹川家の先人たちは、
その金山の全責任を持って管理していました。
その後、山崩れにより打撃を受けた金山は、
明治以降造林が行われ、先人たちの手によって
美しい森林へと変化していきました。
2005 年「株式会社ふもとっぱら」は誕生します。
林業という生業を主軸としながら、木材生産、
木質エネルギー利用、農業、ジビエ、
森林空間を利用したキャンプ場運営などを行い、
自然の雄大さ、日本の木材の素晴らしさを伝えていく。
山と共に生き、またそれを還元していくというコンセプトです。
竹川家に返還されるまでの約 70 年間、この土地は
「東京農業大学」の農場として使われていました。
当時作られた牛舎は、今でも売店として姿を残しています。
同様に金山だった頃に使用していたとする
金鉱石破砕機なども存在します。
ここでは植栽から主伐まで、全ての森林管理を行ない、
植栽後 15 年ほどは、下刈り、枝打ち、除伐という
樹木の保育作業を行い、約 20~30 年ほどで
間伐という作業を行います。
間伐を行うことで、林の中に太陽の光が差し込み、
健康的な林内環境が整うというわけです。
間伐で出た木材は、薪や炭としてキャンプ場で販売したり、
施設内の建築物などに有効利用しています。
そうして、約 50 年以上かけて樹木を育て、
主伐し、地ごしらえののち、また植栽を行っています。
そんな先人から現代に受け継がれた営みの伝統に
想いを馳せ、富士山の雄大な絶景と大自然を
満喫出来るのがふもとっぱらの醍醐味です。