皆さん、まだまだ猛暑なわけで熱中症には気を付けたいです。

そのほか

工務部の中尾庄吾と申します。

前回、投稿した際に言ったのですが住宅の室内温度について簡単にですが書かせてもらおうかと思います。

建築物件で室内温度に関係あるものは何と言っても断熱材でしょう!!

自社物件では主に壁・天井用でグラスウールや発泡ウレタンの断熱材を使用しています。
その他の断熱材を使用している物件もあります。

グラスウールはガラス繊維を綿状にしているものです。ガラス繊維なので耐火性能にも優れています。

発泡ウレタンはウレタン樹脂を発泡させていて、断熱効果の他に少々ではありますが防水、防音効果もあります。

断熱材は室内を涼しく、暖かくするものではありません。
外の熱気や冷気を入れず、室内の冷たい空気や暖かい空気を逃さないようにするものになります。

夏であれば外の熱い空気を入れないようにして、室内はクーラーなどで冷やした空気が外へ出ていかないようにします。
冬はその逆になるわけです。それから断熱材は室内外の寒暖差を緩やかにもしてくれています。

写真㈰

次に重要なのはサッシになります。
というより建物で一番、温度の移動が大きい箇所がサッシになるので断熱材よりもサッシの方が重要かもしれません。

今では2枚の複層ガラスや3枚の複層ガラス、複層内にアルゴンガスを注入したものなど断熱性能を向上させた色々なものがあります。

しかし高性能なサッシでも室内外の寒暖差が大きいとサッシに水滴が付いたり、サッシ付近が暑くも寒くも感じてしまうものです。

そのためDIYでサッシの寒暖差を緩やかにすることが出来ます。
長くなりますし色々とあるので詳しい施工方法は書かないですがプラダンを使用する方法が安価で効果的かと思います。

プラダンはプラスチックの板を段ボールのような形状にしたものになります。
段ボールは内側が波状になっていて、そこに空気が通っていますが、これが自然の断熱材になります。
例えば雪で作っているカマクラは中が冷え難いのは雪の中に含まれている空気が断熱材になっているからです。

もちろん段ボールを窓に貼っても断熱材効果はありますが水滴でボロボロになって脆いですし、
それより光が入らないので窓の意味がなくなるのでオススメはしません。

自分自身でも断熱材が如何に大切かを体験した出来事がありました。

以前、名古屋市中区の鶴舞公園の近くで鶴舞駅まで徒歩5分以内、37,000円の1DKに住んでいまして、
破格の家賃だと喜んでいたのですが冬になって、その安さの理由が判明しました。

異常に寒かったのです。でも寒いのは暖房をつけて着込めば何とかなります。

それ以上に寒暖差が激しいために湿気と結露が酷く、特に壁に囲われた状況のクローゼット内は湿気が逃げず、
絶えず結露したためカビが大量発生して、臭いものにフタをするように壁を段ボールでそっと隠しました。

それから床に布団を直接敷いていたのですが密着している箇所が結露して土砂降りの雨が降ったように
布団がずぶ濡れになっていたので布団を捨て、ベッドを買う羽目になりました。

写真㈪

鉄筋コンクリートのアパートでしたが断熱材が劣化もしくは施工されていないのではないかと思います。
入退去のタイミングの際にはカビたクロスの張り替えを必ず行なっていると思いますね。

今回は簡単でしたが室内温度に関係する内容を書かせてもらいました。

次回の投稿は寒い時期になるかと思いますので、その時期に起きる現場のことを書きたいと思います。

ご拝読ありがとうございました。