理想の家づくりのための土地購入から完成までの流れ

土地探し・家づくり
理想の家づくりのための土地購入から完成までの流れ

愛知県刈谷市は商業都市としての機能性が高い一方で、公園が多くて自然も豊かです。また、幼稚園や各種福祉施設といった子どもを育てるための施設が豊富で、スーパーやドラッグストアなども充実しています。生活をするにはよい条件が揃っているといえるのではないでしょうか。ただ、よりよい暮らしを目指したいのであれば、家を建てる際には考えなければならないことが多々あります。そこで、土地探しから資金繰りまで、理想の家づくりのために必要なポイントを実際の流れに沿って解説していきます。

 

まずは理想の家や暮らしをイメージ

理想の家づくりのためには、まずその理想がどのようなものであるかをはっきりさせる必要があります。たとえば、「買い物に便利な繁華街の近くに家を建てたい」「自然が豊かな郊外に住みたい」などといった事柄です。最初は思いつく限りの条件をできるだけ多く書き出してみるのがよいでしょう。そのうえで、絶対に譲れない条件をピックアップしていきます。もちろん、住宅条件や金額面といったものもその中に含まれます。その他の条件についても優先順位をつけていけば、目指すべき家がなんとなく見えてくるはずです。

次に、建物のイメージについて考えていきます。デザイン性に優れたデザイナーズ住宅にするのか、基本性能が高くてゆったりとした間取りが魅力の輸入住宅にするのかといった具合です。もし、具体的なイメージが思い浮かばないのであれば、インターネットを利用するのがよいでしょう。設計事務所や工務店、ハウスメーカーなどのサイトには実際の建築事例が数多く掲載されています。また、「注文住宅」などのキーワードで検索をかけると、さまざまな種類の住宅写真を見ることができます。その中から、自分の理想に近いと思う家をピックアップしていくのです。

ただし、ネットにアップされている写真の多くは、プロのカメラマンによって撮影されています。ライティングなどのテクニックを駆使してより魅力的に見えるようにしているため、実際に家を建ててみると想像していたのと違っていてがっかりしてしまったなどということにもなりかねません。したがって、そういった画像を見る際には、外観の印象よりも利便性を重視してチェックするのが賢明です。

理想の建物のイメージが固まれば、さらに、周辺環境や立地条件についても具体的な条件を整理していきます。「最寄りの駅までの時間」「通勤通学時間」「医療施設や商業施設の充実度」「そのエリアの価格相場」などについてまとめ、自分が目指すべき家づくりの条件を絞り込んでいきましょう。

 

実際に土地を探してみる

家づくりの具体的なイメージが固まったなら、その条件に合致する土地を探します。具体的な方法としては不動産会社を利用するのが一般的です。刈谷市の不動産を扱っている業者に相談し、こちらの条件を伝えて探してもらうのがよいでしょう。また、建築を依頼するハウスメーカーなどが刈谷市に土地を所有しているのであれば、その中から家を建てる土地を選ぶのも一つの手です。ハウスメーカーからの直接購入になるため、仲介手数料が不要だというメリットがあります。

ただ、いずれにしても、理想通りの土地というものはなかなか見つかるものではありません。実際には、多くの土地を紹介してもらっても、どこか条件が合わない部分がでてくるといったことになりがちです。そこで、どうしても理想の土地が見つからない場合は、条件を緩くできないか検討してみることをおすすめします。たとえば、駅から徒歩10分以内という条件を徒歩20分以内に広げてみるのです。そうすることで、条件に合致する土地が見つかる可能性はぐっと高くなります。まずは土地の条件に優先順位を付けておき、順位の低いものから妥協できるかどうかを検討するようにしていきましょう。

それから、土地探しには期限を設けておくことも大切です。そうしなければ、理想を追い続け、いつまでも決まらないといったことにもなりかねないからです。さらに、有力な土地が見つかった場合はそこに家が建てられるのかを確認するようにしましょう。仮に、家が建てられたとしても、地区計画、道路幅員などの条件によっては建てられる家の大きさが制限される場合があります。土地を購入してから自分の思い描いた家が建てられなかったなどという事態にならないよう、法律面に関しても詳しく調べておくことが重要です。

その他にも、古家付きの土地は家を建てる際には別途解体費用が発生するケースがありますし、「建築条件付き」という土地は売主が指定する建築会社と一定期間内に建築工事請負契約を結ばなくてはならなくなるので注意が必要です。以上のように、土地選びをする際には気を付けるべき点が多々あります。土地探しを依頼した業者の話を鵜呑みにするのではなく、必ず自分自身で最終チェックをするようにしましょう。

理想的な間取りを考える

土地が決まれば、間取りについて考えていきます。土地を探している段階ですでに大まかな間取りは考えているかもしれませんが、ここではより細かな部分まで決めていくのです。その際に大切なのは、家族全員でよく話し合うことです。まずは、それぞれの要望を出し合います。たとえば、「日差しが十分に入るように窓を大きくしたい」「オシャレな吹き抜けの家にしたい」「広めのキッチンがほしい」といった具合です。ちなみに、話し合いの際に特に重要な検討ポイントとしては「リビングやダイニングの広さ」「和室・客室・書斎は必要か」「車や自動車は何台駐車するのか」「庭やバルコニーなどの野外部分の間取りはどうするのか」などが挙げられます。そして、それらに優先順位をつけたうえで施工業者に相談し、プランニングをしてもらうのです。

ただ、いくら話し合って決めても、実際に住んでみると不具合な点が出てくる場合があります。よくあるのが、「クローゼットが小さくて十分な収納ができない」「吹き抜け構造にしたら、冬が予想以上に寒かった」「コンセントの配置が悪くて不便」「オシャレな天窓をつけたけれど、夏は日差しが強すぎて雨音もうるさい」などです。こうした失敗をしないためにも、インターネットなどでよくある失敗例を調べ、それらを参考にしながら間取りを決めていくことをおすすめします。また、オシャレな間取りはどうしても複雑な構造になるため、デメリットが生じやすくなります。その点を踏まえたうえで、利便性を重視した間取りを考えていくようにしましょう。

 

住宅ローンなど資金のことも

家づくりの際に忘れてはならないのが住宅資金の問題です。土地購入とマイホームの建築費を一括で支払えるほど資産に余裕のあるという人はめったにいないはずです。そのため、多くの人は住宅ローンを利用することになります。ただ、注意が必要なのが、注文住宅の場合は建売と異なり、住宅ローンだけでは資金繰りができなくなる可能性があるという点です。なぜなら、住宅ローンの融資が実行されるのは一般的に建物が引き渡されるときですが、注文住宅の場合は家が完成するまでに数回に分けて支払いを行わなければならないからです。

たとえば、注文住宅を建てるには先に土地を購入する必要がありますし、建築費に関しても着工時に3割、棟上げ時に3割といった具合に、完成前にかなりの金額を請求されます。もし、それらのお金を払うことができなければ、建設工事はストップしてしまいます。これでは住宅ローンを利用して家を建てることはできません。それではどうするのかというと、つなぎ融資を利用するのです。つなぎ融資とは注文住宅を建てるときに必要なお金を一時的に貸してくれるローンです。そして、家が完成して住宅ローンの融資が実行されると、そのお金で返済をすることになります。

ただ、つなぎ融資はどの金融機関でも扱っているわけではありません。そのため、住宅ローンを選ぶ際にはつなぎ融資が利用できるかどうかを確認することが重要なポイントになってきます。また、つなぎ融資にも利息は存在し、その利率は住宅ローンよりも高い傾向にあります。いざというときに、予算が不足してしまったということがないように、いつまでにいくらのお金が必要でそれを用意するにはどうすればよいかといった点はしっかりと把握しておくようにしましょう。

 

まとめ

刈谷市は非常に暮らしやすい街ですが、家づくりをおろそかにするとその利点を十分に活かせなくなってしまいます。よりよい生活を実現するには、自分が住んでみたい家のイメージを明確にし、そのうえで、家族とよく話し合うことが大切です。同時に、土地購入から完成までの流れをよく理解し、理想の家づくりを実現していきましょう。